趣味がまた増えた

作曲アプリをインストールしてしまった。

音楽の知識なんて『バイオリンよりチェロの方がでかい』くらいしかないのになぜこのような行為に及んだのか、それは飽くなき好奇心と気の迷いだろう。

試しにiPadで少しだけ音を打ち込んで(この表現が合っているのかすら不明)みたところ、まあ悪くはない出来になった。

きっと誰がやってもある程度は聴けるものになる易しいシステムなんだろうと感嘆しながらアプリのメニュー画面で紹介されている基本の譜面を覗いてみる。するととてつもない完成度の音楽が奏で始められ一瞬フリーズ。

メインのメロディーらしきものの作り込みが半端じゃない。ベースらしき音はシンプルなのにその存在はしっかり感じられる重み、しかも譜面が美しい。聴いても良し見ても良しの芸術作品ではないか！と舌を巻いた。

良いなあ。指一本で感動を作り出すなんて相当カッチョイイ。

美術の片手間と言えば言葉は悪いが新たな趣味として加えていこうと思う。しかしまだ数十秒にも満たない音の集まりを固めただけ。人生、継続がなによりも難しいのだ。

1ヶ月後も四苦八苦しながらも細々と続けているか、はたまた飽きてやめているのか。

この先がどうなっているのはまだ誰も知らない。