この世で一番不毛なジャンル
変な夢を見た日はメモするようにしている。
別に将来どこかで発表するために書き溜めているわけではない。
変な看板を見つけた時にとりあえず写真を撮るのと同じ感覚だ。
日常会話でも夢の話はあまりしないようにしている。
話すとしても、繰り返し見すぎているせいである程度エピソードとして仕上がったものか、話し相手が知らないであろう人の名前がたくさん出てくる夢の話くらいに留める。
理由は夢占いの話に発展するのを防ぐためだ。
夢占いは好きじゃない。つまらないとされている他人の夢の話以上に実りのないうえに、どうせ嘘なのに『理論に基づいてますよ顔』をしているのが腹立つ。
夢占いの結果の文章はめちゃめちゃにうるせえ。
そこそこの頻度で見る『理由はわからないけど逃げる夢』とか『異常に歩きにくい夢』は絶対人に言わない。追いかけられる夢とか強い重力の夢は夢占い界隈ではメジャーな題材だからだ。
このようにちょっと詳しいのが恥ずかしいがそれもそのはず、嫌いということは無関心ではないということで、夢占いを嫌がりながら調べている。アンチは時にファンより詳しいというやつだ。
ちなみに昨日は床が浸水していく夢を見た。
この日記を書きながら調べてみたが、結果を見たらやっぱりうるさかった。うるせえのでGoogleの履歴ごと消した。