しばらく行っていない。また行きたい。
映画は良い。映画は好きだ。
2時間あれば終わりを迎えるし、CMをまたがなくても見られる。なんと言っても本編の余韻に浸りながらエンドロールを眺める時間は何者にも替え難く、その時間としてだけ存在しているのが精神に心地良い。
エンドロール後にオマケ的なワンカットが入っている作品もある。最初から本に組み込まれているものなのになぜかちょっと得した気分になるから不思議だ。
映画に限った話じゃないにしても、見る理由がなんだっていいところも良い。
原作小説が好きで買った漫画や、好きな監督作品のアニメや、ジャケ買いするCDだったり、帰り道たまたま見つけた居酒屋のような選び方をしたっていい。
もはや、映画館に出向いて話に浸ってエンドロールの時間を過ごして爽健美茶の入っていた紙コップを捨てる行為を楽しみとしている節がある。一番好きな映画を聞かれてもすぐには答えられない。映画館が好きなのかもしれない。
そしてドラマは古畑任三郎が好きだ。