夜更ししないで、早く寝る

文を並べると文章になります。

その一点のみで押し通す

冬はなにかとお湯を沸かすことが多い。

そしてお湯と蟹はよく似ているのではないかという考えがふと頭をよぎる。

 

お湯が温まってから大きめの泡がボコボコ立つまでのわずかな間、表面がさざなみのように震えて小さな泡がふつふつと出現する時間がある。あれを見るのが好きだ。

あれがくる瞬間を待ちわびながら茶葉やパスタを用意する。

そういうわけでお湯を沸かしている間は無言になる。