生徒会の権力の強さを見るたびに「こんなんじゃない」とちょっと冷める
昔、学園ドラマが苦手だった。なぜなら学園ドラマはたいてい真っ直ぐで正義感の強い主人公が性格の悪い金持ちにいじめられるシーンがあるから。
今でも苦手ではあるけれど、何年か前から表立って苦手と言いづらくなった。
いじめのシーンが苦手な人の苦手たる理由は、大体お話の登場人物が恥ずかしい目に遭うのに自分も嫌な気持ちになるから。そう、今日びやたらと目と耳にする共感性羞恥だ。
かなり前にも似たようなことを書いた気がするが、僕は共感性羞恥という言葉が苦手だ。当の主人公羞恥シーンなんかよりもずっと。
この言葉、どんなに知的な人が言っても『最近覚えました』がコビリツいていて、これはもう拭いきることが不可能なのではないかと思う。
「それ共感性羞恥だよねー」とかいったセリフを聞くとなんだかものすごく恥ずかしくなる。
つまりこれは共感性羞恥に対する羞恥心からくる共感性共感性羞恥羞恥ということになる。
略して『共共恥』とする。読み方は「キョキョチ」。