ないからいいこと
人はぼーっとしている時につい非現実的な想像をするものだと思う。
近年は爆破のイメージが浮かぶことが多い。
水道管の曲がった部分を見ながら、曲がった部分がもう一回転ねじれて引き弾かれるように爆発したらひとたまりもないなあとか考えている。
もちろんそんなことは起こらない。何事も起こらないとは言い切れない、とは言いつつも突然の爆破は起こらない。
起こらないから非現実的な空想妄想は今日も平和に存在している。
今もベッドの脚が急に折れてネジの部分から火花が散るんじゃないか、とか考えている。