夜更ししないで、早く寝る

文を並べると文章になります。

皮膚の隙間に絵の具とか入らないし

ついに天井の穴が塞がった。まだ部屋のいずこの水道から滴る微かな水音に怯える日々は続いているが、フラットな天井の下での生活はありがたい。

出来れば天井の穴の話はもうこれっきりにしたいと思う。

 

最近あったことというと爪の甘皮が減った。

 

気づいたら減っていた。たぶん乾燥によるものだけど、原因の究明に尽力するほどの強い気持ちは無い。

 

甘皮が減ったことによって、爪の根元が空いていると妙に気になるものだということがわかった。指の皮や口の中の皮膚は自ら進んで減らすくせに、爪の甘皮だけはとても気になる。

 

厳密には指と口の中の皮も減らしたくはない。だけど、殆ど無意識のうちにめくったり噛みちぎったりしてみっともない姿になってしまうのはひどく自己嫌悪を誘発するのであまり考えないようにしているのだ。

 

なんにせよ皮膚は減らない方がいいと思う。

 

皮膚があった方が、ないよりも熱い物とか持てるし。