掻かないといけないからね
肘が痒い。かゆすぎて何も書けない。
文字を書くには痒みのない身体が必要不可欠だということを義務教育で教えてくれればよかったのに。ひどい裏切りを受けた気分だ。
書くには痒みがよくないことも、こんなに肘がかゆいことも信じられない。
裏起毛の服をたくしあげてニベアをこすりつけてもどうせこれから風呂に入るのに。ニベアを入浴剤にするつもりなんだろうか。
ニベアが入浴剤になったら粉洗剤と間違えそうな気がする。根拠は無いのにそんな気がする。
そういえば昔ラスカルが白い粉の缶を倒して真っ白になるシーンがあったような。成体ラスカルのビジュアルしか知らない人が1話の赤ん坊ラスカルを見たら、誰なのかわからなくてパニックになって入浴剤の入った缶を倒してしまうんじゃないか。不安だ。心配だ。かゆみも忘れるほどに。
風が吹くと肘がかゆい。桶屋より薬局が儲かる。桶屋はもののたとえだから薬局が儲かってもイコール桶屋が儲かることに通ずるわけで、つまり風が吹いたら儲かる店は全て桶屋であるということ。
今日は肘がかゆいせいで何も書けなかった。