夜更ししないで、早く寝る

文を並べると文章になります。

次の一文に何を書こうか考えている時にやりがち。

視界のピントが合っていない部分で動くものが何なのかを当てるゲーム。答えはたいてい光の反射だ。

冷蔵庫に映る歯磨きの腕の挙動とか、メガネのフレームに映る前髪の揺れとか。

暇を認識する暇もないくらい呆けている時の暇つぶしとしてやってみると良い。しばらくすると自分は驚くほど暇なのだと我にかえるから。

換気扇の音だけが響くなかで動きを目で追わないようにする時間、そんな数分がこの世にあっていいものかと不思議に思う。