人体に砂漠という喩えを持ち出す是非
長いことその状態になっていない期間が続くと、どんな塩梅だったか忘れてしまうものがある。起き抜けの喉の痛みとか腕の乾燥とかがそう。
秋の終わりがけから冬にかけて現れるそれら、ポケモンでいうところの状態異常。深刻なダメージというほどではないものの極力なりたくないしなったらなったで早く治してしまいたい存在たちだ。
それとは逆に忘れそうなのに案外忘れないものもある。例えば鼻血が逆流して喉を通過する感覚がそう。書きながら思い出して嫌な気分になった。
その点筋肉痛はオールシーズン。忘れる前に次の筋肉痛がやってくる。皆勤賞感覚と呼んで差し支えない。
つまるところ現在肘を中心として腕は乾燥しているし喉も乾燥している。だからニベアを塗りたくってお湯を飲み込んで過ごす。冬をやり過ごす。