夜更ししないで、早く寝る

文を並べると文章になります。

料理上手のあの子に届けて 敬具はその後ついてくる

近所のパン屋に寄ってみることにする。

徒歩で3分もあれば着く場所なのに一度も行ったことがなかった店だ。ドアを開けるのもなんだか緊張する。

店内に入ると、菓子パンや惣菜パンが所狭しと並んでいる。そんな中レジ横に置かれたメレンゲクッキーが目に入った。

昔友人に貰ったその味を思い出す。食べたとき彼女にこれを店で売ることを強く推奨したっけ。

普段買わないような白玉入りの餡ドーナツなどを手にとりお買い上げ。

実食

まずは餡ドーナツ。甘さ控えめのこしあんとたっぷり砂糖のかかった生地がベストマッチ。

餡ドーナツ自体初めて食べる代物だったが最初がこの出会いで良かったと思わされる逸品。ごちそうさまでした。

続いてメレンゲクッキー。楽しみだ。

持ち上げると軽くて爪に当たるとコツコツと鳴る。白い。輪郭がかわいい。

噛むと、サクッと小気味の良い音とともに

 

綿あめを凝固させた味がした。言葉の意味的には凝固より凝縮?どっちでもいい。

もう端的に言ってしまうとあんまり美味しくない。餡ドーナツだけで良かった。

 

拝啓 友人Iさん、君の作ったメレンゲクッキーが食べたい。