夜更ししないで、早く寝る

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紙一重の百合の話

百合を扱った創作物が好きだ。

当然ベニバナの仲間のアレではなくカップリングの方のことを指している。

人のを見るのも好きだし自分で考えるのはもっと好きだ。

自分がその世界に入りたいかと問われれば答えは『や、めんどいんでいいっす』。色恋に関わる全ての人間は程度に差はあれど軒並み面倒くさいからだ。

創作百合は恋人関係に限られない。天才に劣等感を持つ秀才の同級生、復讐相手、とにかく相手を見るだけで全身が打ち震えるような強い感情が現れるのならそれはもう百合なのだから。

創作はフィクションだから面白い。私が書く百合にはたびたび暴力的な描写が登場する。過激なことをやってやろうと思っているわけではない。感情が爆発すると人は身体的にしろ精神的にしろ暴力的な一面を覗かせることのわかりやすい提示がそれだった。

だから創作キャラとは何があっても縁を持ちたくない。全員「めんどいんで」。