言葉聴きながら言葉書く奇妙
知らない人に知らない場所で肩を刺されてきた。
ずっと左腕の握力が終わっているし、さっきから体温が上がったり下がったりもしている。
あと後頭部が痛くなってきた。そして何よりもこの日記がまったく盛り上がらない。
日記なんて盛り上げるものじゃないのに、いつのまにか奇妙な責任感じみたものが生じている。こうしている間にも体温は36.6度と37.8度を行き来し、胡座をかかされた足先は冷え切り、オチなどない文章の文字数だけが連なっていくのを肌で感じ取りながら鳥肌をおっ立てている。
そんなふうに具合がどうにかなっている時は重鎮芸人のトークと地下芸人のトークを交互に聞くのに限る。太田上田最高。ギガラジオありがとう。