夜更ししないで、早く寝る

文を並べると文章になります。

なんとも味わい深い絵を描く人なのだ

時代の流れの中でもう廃れたと思っていたものが、案外今でも普及しているということがある。その代表が“芸能人に会ったらサインをもらう”だ。

写真を撮ることがメインになって、サインは一部の懐古趣味の人々がたまにもらっているものだと思っていた。しかしファンがサインの考察をしていたり、芸能人が自分の新しいサインを考える企画をしているのを見かけてそのイメージは間違いだと思い知らされた(2021.1.31)。

野球選手がボールにサインをするように、ノートではなくその職業ならではの物にサインするのは粋な感じがしていい。ただ、物に書くことに関しては野球選手が最強なのではないかと思う。サッカーボールはなんだか寄せ書きみたいになりそうだし、テニスボールは表面がボソボソしていて書きにくそう。その点野球のボールはほどよく硬いしインクの乗りも良さそうだ。

歌手や作家は著作物に書く。これは実用性とサインの付加価値が一石二鳥で得られるから良い。

ファンがサインが欲しいと思う根源はどこにあるのだろう。僕はまだ好きな芸能人のサインが欲しいと思ったことはない。

ただ、ザ・ギースの高佐一慈に会ったらバッタの絵を描いてもらいたいと強く望んでいる。