写真付きで送られてきた
今日は部屋の掃除もしたばかりだし食糧にも余裕があるからのんびり課題を消化しようと思った。
自然物を使った作品が必要とのことだったので近所の公園まで行ってみる。
公園に赴くなんて何年ぶりだろうか。部活動で、公園に向かう道中の景色が奇妙で終いには動物の群れが出てくるという夢オチ夢明け再度夢オチ短編を書いた時以来だ。
そんなに昔じゃなかった。
気が向いたら書き直してみたいと考えているうちに公園に着いた。わりと広い。
小さい山と広場のゾーンと、遊具があつめられたゾーンに分かれたそこそこ立派な公園だった。
正直ブランコに乗りたい気持ちも湧かないことはなかったが目当ては自然物。黙って外周ギリギリの草むらをほっつき歩く。
石にしよう。
石は形と色がバラバラで面白いから石だ。
こんなに面白いものはない。『イヌがヘルメットを咥えてチゲ鍋を作った』くらい面白い。
これは投げやりではなく決断力の賜物なんだと言い聞かせて“良い石”を探す。
なんとなく平べったいようなものを選択しつつ全然違う形のものも一つ取った。アクセント的なアレだ。
水道で適当に濯いでポリ袋に入れる。ここからどう加工しようか。といっても家には水彩絵の具とアクリルガッシュくらいしかないから消去法でアクリルだ。
最後に和やかなニュースでも。
実家の庭に仔スズメ二体と親スズメが来てチュンチュン鳴いてるらしい。仔スズメ小さかった。