家でエプロンを着ることの是非について
そもそもエプロンって防御性があまりに脆弱じゃないだろうか。
揚げ物の油ハネもカレーうどんの飛沫も着地点は大抵胸元だ。つまり最も守らなければならないのは鎖骨から胸にかけてのゾーン。
ところがどっこいエプロンの形状はそんなの事知ったこっちゃねえと言わんばかりに鎖骨まるだしの無法地帯。どうぞ飛び込んでやってくださいとでも言いたげだ。憎々しい。
私はここに『エプロン、防御の服として機能していない説』を立ち上げる。
ただ、エプロンを着た人の見目というのは悪くない。家庭的な雰囲気と穏やかな知性を感じさせる。
エプロンはどの服よりもファッショングッズとしての質が高いのかもしれないと思った。