Wi-Fiないから急いで書いたという釈明
オヒルネをたくさんした。
柔らか素材の上で横になってイヤホンを耳にねじ込みラジオをオン。番組はもちろん『さらば青春の光がTaダ、Baカ、Saワギ』。うーん打ちづらい。
普段の放送より幾分か刺激控えめな進行に落ち着いた気持ちで段々とまどろむ準備が整ってくる。
割と整ってきたのに、素晴らしい寝つきの悪さのおかげで意識が切れる前に放送が終わってしまった。しかしアフタートークを聴く気分でもない。黙ってうつ伏せることにした。
高校時代の写真が上手い友人の撮った星空は、それはそれは美しくて『“写真のような絵”みたいな写真』だったなあとか思いを馳せる。
ちょっとよくわからないし写真が上手いのを知っているだけで彼は別に友人でもなかった。3年間で一度も喋ったことなかったなと思った。
そんなことを考えているのか考えていないのか判別がつかなくなって、気づいたら3時間ほど経っていた。
今改めて思い返してもやっぱり全然友人じゃなかったなと思った。
最初の一文をモルヒネと空目した人は僕と同類です。