丁寧書写能力習得の道 オチというかサゲというか
丁寧に字を書くことは大事だとつくづく思う。
習字の授業を思い出してみると、半紙に一画目を打ち落とすまでの時間は底まで澄み渡るような心持になる。正直あんまり覚えてないけど。
余分な力を抜いて雑念を取り払った状態が精神的な健康に良い作用をもたらすのかもしれない。
筆圧が強く文字が縦長になりがちなクセ字生産者であることも認めたうえで、フラットに整った字も書けるようになれば良いというくらいの目標を持ち始めている。
基礎学習といっしょで、スタンダードな良い文字が書ければ少し崩れた字も上手いこと習得できる気がするのだ。(文字の話でよく使われる『美文字』って響きがそんなに好きじゃない。なんだかわからないが下品な感じがする。下品=嫌いの感性ではないけれど『美文字』はなんかヤだ。)
丁寧に字を書くことには精神を落ち着ける作用があると踏んでいるので、最終的に書く宿題のお題は『強いはずの私のメンタルに揺さぶりをかけてくる好きな芸人』にする。
たとえば『さらば青春の光』や『4000年に一度咲く金指』はバランスがとりやすそうだけれど、『岡野陽一』『天竺鼠』は苦労しそうだ。野や鼠の部分が特に大変そう。
改名前後で言えば『ザ・ギース』より『THE GEESE』の方が難しい気もする。
意外とひらがなの難易度が高いとも聞いているので、『わらふぢなるお』『まんじゅう大帝国』なんかは書いている途中で発狂してしまうのかもしれない。
あと、こんなに頻繁に影響が出る僕のメンタルはそんなに強くないなと思った。