夜更ししないで、早く寝る

文を並べると文章になります。

童心にかえってベチャベチャの文章を

また暗がりを歩いて帰ってきた。

以前のような獣の鳴き声はなくて安心したけれど、やっぱり視界に感覚の大部分を任せた身体ではささやかながらも不安がつのる。

 

イヤホンを片耳にだけ差し込んで競歩のリズムで帰ったら何となくだけで音が作れる。

上のは都々逸だか川柳あたりのリズムを真似して打ち込んでみた一文。

リズムばかり重視すると意味が通じなくなってしまう。まんじゅう大帝国もそんなネタをやっていたな。

 

本当のことを書き並べるのと嘘っぱちで塗装するのとでは、前者の有限性に比べて後者には限りがない。

数の利をとれば嘘の方が優れているということになる。

毎日文を書くなんて行為自体ふざけたものなんだから、冗談まじりかごっそり冗談にしておいて、突然ほんとうのことだけ書き始めたら見分けがつかなくなって酔っ払わせられたりするかもしれない。

素面で破茶滅茶をベタベタ並べるのだけは得意みたいなこどもの形状記憶。

今日のは全部冗談です。