夜更ししないで、早く寝る

文を並べると文章になります。

本棚を眺める

本棚がひとつしかない。

願わくば15個欲しい。

目線くらいの高さで幅は1メートル程度。6段あって全ての段に小説や漫画やDVDが詰められている。

実家から持ってくる本を厳選したのにもかかわらず入りきらない。入りきらない分が箪笥の上に並んでいる。

一番上の段にはTEAMNACSの公演DVD、小林賢太郎ソロプロジェクトポツネンDVD、NONSTYLE石田明脚本主演ラブコメディDVD、鼻兎、大喜利猿、芸能人著作本、語感辞典。

二、三番目の段には文庫本が五十音順に並んでいる。本棚はこういうところに性格が出るのである。ちなみに一番多い著者は星新一だった。

四から六段目は五十音順に漫画が並んでいる。一番背表紙の面積が大きい著者は手塚治虫だった。どろろの背表紙が他の漫画の3冊分くらいある。国で言うとロシア。

本棚からはみ出して箪笥の国の住人となったのはCD各種、クトゥルフルルブ7版、教科書、純文学全集が数冊、そしてただ一冊異彩を放つライチ☆光クラブ少女椿(初版)があればおさまりがつくだろうに。

そんなわけで本棚を眺めていると心が安らぐ。だから15個欲しい。