夜更ししないで、早く寝る

文を並べると文章になります。

そういえば昔自分の写真を見た時も違和感があった

カラオケに行きたい。衝動が駆ってる。

カラオケの衝動に駆られておきながらまたわけのわからないことを言い出すが、実のところ自分の歌声は好きじゃない。

自分の声を録音して聴くと違和感を感じるような経験は何やかんや誰しもあると思う。

その点私は録音しなくても違和感を感じる仕様になっているというわけだ。

年がら年中違和感を感じ続けていたら、それはもう違和感ではないのではないかという説も俄に浮上し始めている。

つまり自然感ということだ。違和感を貯め続けると自然感になる。

自然感と聞くと草が生い茂っていそうな感じがする。

つまり草感ということだ。

まとめると、自分の声=緑土ということになる。

いっぱい人の名前が出てくる日記

今日はWiFiを繋いだ。

電話でコールセンターワーカーに長いこと手伝ってもらった。WiFiを繋ぐと、なんだかコンセント周りが騒がしくなった。祭りかと勘違いしそうになる。

 

あと今日は思い出せない曲が一つ生まれた。ラジオを垂れ流していた時にBGMで聞こえた曲だ。

日本語の歌詞でボーカルの声質はRADにクリソツ。というかRADの声だった。でもRADの声をしたバンドというものは世に溢れている。セルフカバーするボカロpと同じくらい似た声が多い。

曲調はメガシンノスケっぽい雰囲気があった。というかメガシンノスケの曲調だった。でもRADの声でメガシンノスケの曲調の曲というものは近ごろ蔓延している。

だから特定し難く何の曲なのかわからない。多分明日もわからない。

そして知識が増える

時々実家から庭の様子が写真付きで送られてくる。

主にスズメやセキレイが母が設置したタイ米を喰らっている写真が送られる。珍しい時だとキツネが雪山に穴を掘っていたりすることもある。

今日はシメという鳥が来ていたらしい。見たことのない顔つきで色は茶色くスズメより若干でかい。

調べるとスズメ目でスズメの仲間だった。こんなふうに鳥の知識がどんどん増えていく。セキレイシジュウカラは実家の庭訪問アニマルズレポートで得た鳥の知識だ。

シメとはなかなか聞かない鳥だけど全国的に珍しいことなんだろうかとか考えていると、新しく一枚の画像が送られてきた。

 

見るとキジが写っていた。

そのあとすぐに動画も送られてきた。

キジが雪山を登っていた。徒歩で。そして足を滑らせていた。じゃあ飛べよ。

キジって家から出ずに生で見れるもんなの?やど戸惑いが隠しきれないが送られてくる情報も止まらない。

キジが来るのは今日が初めてではないらしい。結構前にも何度か来ていたそうだ。

メッセージが送られてくる。

「昨日は玄関通って庭に来たね」

連日通いだった。すごく当たり前に家に通っている。もうキジ側もあんまり『お邪魔してる』みたいな感覚じゃなく、馴染みの店くらいの気持ちなんだと思う。

それにしても母は国鳥に対する感動が薄いんじゃないだろうか。

とりあえずここは国鳥だからといって特別扱いをしない裁判長向きの性格だと解釈しておこうと思った。

願い

歩きながらものを食べるのが好きだ。でもあまり実行することはない。なぜならここはニューヨークではないからだ。

当国の歩行者道路に食べ物は似つかわしくないのだと思う。ほとんど見かけたことがない。

理想の食べ歩きはコンビニの小さい器に入ったおでんを寒空の下を闊歩しながらというシチュエーション。時間帯は夜。

実際にやったことはないが多少苦労するに違いない。歩いたときの衝撃で汁がこぼれて惨事を招くのが容易に想像できる。結局立ち止まってカラシをつける絵も想像できる。

おでん食べ歩きたい。

通じ合った

今日の夕方ごろは、風はそんなに強くないけれどマスクの中がびしょびしょになるような外気温だった。

日が落ちるのが早くて夜みたいだと思いながら、信号待ちの間におしゃれMVみたいな角度で空を見上げたりした。

しばらく角度を模索していると、良い具合におしゃれMVっぽくなった気がした。マスクから漏れる白い息もそれっぽい。黒い空をバックに白い息を昇らせていると、背後の郵便局からお婆さんが出てきて目があったので何だか気まずくなった。

恥ずかしいので信号が青に変わった瞬間に小走りで渡る。すっかりマスクがびしょびしょになった。大声で歌うわけでもなければ人通りも少ない道だからマスクを少し下げて歩く。

歩きながらやっぱりあの角度は良かったからまたやりたいと思う。今度は誰にも見られないようにしたい。

すると前から青いコートの人が歩いてくる。一応マスクを上げてからすれ違った。

すれ違った後に再びマスクを下げて何となく振り返ると、青いコートの一つもマスクを下げていた。

理由はわからないが、あの人もおしゃれMVみたいな角度をやってみる趣味があるのかなと思った。

新作スペシャル1から3まで見た

久しぶりにドラマを見ている。サブスクリプションはこういう時に便利だ。CMを飛ばさなくていいし完結しているドラマの配信だから続きを待たなくていい。

何度見てもツッコミ所が多いドラマだ。エンドロールで自動車が勝手についてくるところが良い。すぐドアが外れるところも良い。

p.s セブンのチョコどら焼きはチョコの味がして美味しい

向こうの耳にも責任はある

僕は滑舌が悪い。だからどうにか少しでも舌が滑らかになるように音読をしている。

訓練メニューは決まっていない。その辺に転がっている文豪全集の中から適当に選んだ司馬遼太郎の短編だとか星の王子様を読み上げる。

気取った呼吸遣いで読み上げているのを隣人に聞かれると恥ずかしいので、洗濯機を回している間とかのカモフラージュ生活音がある時にやっている。

時には滑舌トレーニングでお馴染みの外郎売りを読むこともある。

あれはとんでもない読み物だ。

「口中微涼を生ずるが如し」だとか「御門違いなされまするな」だとか、言っていて小気味の良いフレーズは所々にあるから結構好きな文章ではあるのだけれど、早口言葉のくだりからは完全に立ち往生する。

あそこからの難易度が跳ね上がり過ぎだと思う。あれは滑舌に自信がある人が力試しに読むものだ。RPGでいうところの高難易度クエスト的な。

星の王子様も長いこと音読しているが実はまだ読破はしていない。有名だけどちゃんと読んだことはない作品って結構あるよなあと思い、そんなことを友人と話していた。

僕が「『蜘蛛の糸』は絵本で読んだな」と言うと友人は「え?ペンギンと馬?」と聞き返してきた。

帰宅後、洗濯機を回しながらめちゃくちゃに外郎売りを音読した。